2013年03月17日

高橋智裕さん講演会・写真展アンケート結果

2013年1月26日に開催された、高橋智裕さんの講演会・写真展に来場された方のアンケート結果です。
実際には集計値のほかに濃厚なコメントが多数寄せられていました。ただコメントの結構な部分は個人情報の観点でやはり公開できません。
それを「ずっと...」メンバーの後藤勇さんが、整理しまとめてレポートにしてくださいました。数値のデータ化も後藤さんです。
そのレポートを添えて、アンケート結果です。
20130126高橋氏講演会アンケート集計後藤氏_1_2_R.jpg


PDF版は以下です。
20130126高橋氏講演会アンケート集計後藤氏.pdf


この写真展、講演会をどのように知ったか

1 複数回答(新聞でも見たし、人からも聞いた…というような)した人が多い。
2 友人知人あるいは家族といった口コミで知った人が多い。 
3 朝日・中日新聞、咲楽といった、紙媒体のメディアの効果が高いが、インターネット関連の効果は低い。 
4 パンフレットの置き場所は、iビル=写真展(あるいは市民センタ?ー)が殆ど。他は一宮生協、愛知県被災者支援センターで少し。

出身

1 一宮市内で7割。
2 県内他市町村では名古屋市が多い。遠い人は岡崎市、尾張旭市。
3 県外は岐阜県岐南町、三重県。
4 県外他市町村や県外から来た人がこの講演会を知った手段は口コミが最多。

性別
男:女=6:4

年齢層

1 60代が最多で3割。次いで40代、50代が多い。
2 年代別にこの講演会を知った手段は(別シート年代別情報源グラフにてグラフ化)各年代ともに口コミが多く、来場者が多かった40〜60代では新聞、咲楽での情報入手も多い。

設問:この講演を聴かれて、写真展をご覧になっての感想をお聞かせください。

41名のアンケート回答者のうち、34名が記入して下さいました。
多かったのが、被災地いわきの現状、現実、人々の今の想い等に接し、強い印象を受けたというコメントでした。テレビや新聞等の報道では伝わらない「生の声」を心に刻み付けた方が多いようでした。
また、講演から様々な気付き、学びを得たというコメントも多かったです。傍観者的にではなく、自分達ご自身の課題として捉えておられる方がほとんどで、特に子供達に対する大人の責任を強く感じられた方が数多くおみえになりました。

設問:どんな小さな取り組みでも結構です。東日本大震災支援として、ご自身で取り組んでこられたこと、これから取り組もうと思うことをお聞かせください。

41名のアンケート回答者のうち、34名が記入して下さいました。
これまで行ってこられた取り組みとしては、募金や義援金、現地でのボランティア活動、東北の産品や手作り品の買い支え、当地に避難してみえた方々との交流、地元での写真展開催、独自のア−トやネットワークを通した支援・学習活動、等様々な活動を、アクティブに、あるいはささやかだけどコツコツと続けてこられたようです。
今後の取り組みとしては、講演を聴いた結果、実際に被災地に行って自分の目で現地を見たくなった。というコメントが目立ちました。また、自分の会社や所属しているNPOへの働きかけ、自分が関わっている子供達や教師として接する生徒達への導き等、自分が今いる立場や果たしている役割を生かした取り組みを考えておられる方が多かったです。

設問:講演者 高橋智裕さんへのメッセージを

41名のアンケート回答者のうち、38名とほとんどの方が記入して下さいました。
このメッセージを読ませて頂くと、様々な方がそれぞれの想いを抱いて講演会に来てくださったこと。また、講演を聴いて後、その想いを新たにしたり、深めたりされていたことがよく分かります。
以前から高橋さんと繋がりがある方、今回初めて高橋さんを知った方、主に報道を通して震災を見てこられた方、友人を震災で亡くされた方、いわきに住んでいた方、福島県郡山市出身の方、更にはいわきで被災されて当地に避難し、故郷と避難者と愛知の人達を繋ぐイベントを企画して奔走されている方もいらっしゃいました。
この欄は高橋さんへの感謝、応援のメッセージに溢れていました。また震災を受けて、これから取り組んで行くことへの決意を新たにされている方も多く、志を共にする者の1人として、とても心強く感じました。
(文責:後藤勇)
posted by ずっと...事務局 at 11:19| Comment(0) | レポート(報告)
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