2011年09月02日

【仙台からお返しの「七夕飾り」】西国新聞

仙台からお返しの「七夕飾り」
2011年8月31日 01:11 カテゴリー:九州 > 福岡

 認知症のお年寄りなどが通う太宰府市の小規模多機能型施設「ふれあいサポートゆうしん」が、東日本大震災で被災した宮城県多賀城市の同施設「美(み)の里(り)」と交流を続けている。今月中旬には美の里の高齢者が作った仙台七夕飾りが届いた。ゆうしん側は「お互い会えないけれど、気持ちが通じます」と喜んでいる。

 ゆうしんは2006年開所。利用者は日頃から絵を描いたり工作をしたりしている。中村猛志代表(39)によると、震災当日にテレビを見ていた高齢者が「助けに行かなければ」と口々に叫んだという。

 太宰府市と多賀城市が友好都市を結んでいる縁で美の里を知り、「被災地に贈ろう」と、1カ月かけて約1500羽の千羽鶴を折り、「絆」と書いた色紙に寄せ書き、5月中旬に発送した。

 美の里は津波の影響で隣接する川から水があふれ、平屋の建物が約1メートル浸水。高齢者や職員は近くのアパートに避難して一夜を過ごした。施設を再開したのは5月1日。利用者は一時減少したが、現在は回復しているという。

 美の里からは6月にお礼の作品や色紙が届いた。7月、ゆうしん側は手作りのうちわ5枚を送り、その返礼として2本の仙台七夕飾りが送られてきた。ゆうしんに通う女性(70)は「とてもうれしい」と笑顔を見せる。中村代表は「今後も定期的に作品をやりとりして交流を続けたい」と話している。
posted by ずっと...事務局 at 16:44| Comment(0) | リンクや関連情報
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